ディーラーや整備工場さんなどに
リビルト部品や中古部品を卸す
商社の仕事をして早12年。
中古部品を取り扱うので
上の画像のように古物商を
ちゃんと申請して営業していますが
「部品屋」だと機械工具商っていう
タイトルのプレートになりました。
中古車を販売する会社は「自動車商」なんですけどね~
正月でもお盆でも
部品の問い合わせで電話が鳴り、
日曜の朝も整備工場のオヤジさんの
問い合わせというモーニングコールで
目を覚ましたことが何度あったことか。
こんな寝ても覚めても
部品屋稼業をやっていると
えっ?マジですか!?
っていうような
泣きっ面に蜂っていうか
ありえんわ~っていうような
不幸すぎる状況を
目にすることも少なくありません。
たとえば・・・
①バンパーをぶつけて交換、
その1週間後にまたぶつけて・・・
⇒中古バンパーを2回送って10万コース
②14万kmの軽、
車検整備で20万オーバーの見積もり。
車検通さず乗り換えた方がいいのにと
整備工場のオヤジさんと話してたけど
お客さんは車検通すと頑な。
結局車検通して
その2か月後、タービンブロー。
⇒リビルトタービンで修理、10万コース。
だから乗り換えろって言ったのに・・・とオヤジさん。
事実は小説よりも奇なり。
こんな神様のイタズラともいうべき
ことが意外と少なくありません。
で、こういった場合
だいたいのお客さんが
「先日修理したばかりだから」
と、また修理します。
このあいだ何万もかけて直したから
もったいなくて乗り換えられず
アリ地獄にハマっていくような・・・
修理してもらえれば
部品屋としてはうれしいですが
修理した後にまた
すぐ壊れるリスクがあるような
年数のたったクルマだと
動いてるうちに売った方が
いいような気が・・・
と思ってしまうことも。
このブログでは、
部品屋を営む中で見聞きした
「クルマの修理」の注意点を
つづっていきたいと思います。